一滴の向こう側

今までの放送

氷で作られた芸術・氷彫刻。
その氷彫刻で日本一を決める「全国氷彫刻展」が、毎年、真夏の上野公園で行われている。
全国から予選を勝ち抜いた100人の氷彫刻師たちが日本一を目指して闘う最高峰の大会。
この大会で優勝を目指す2人の男がいた。
一人は、小林義明(44)
氷彫刻の世界は、ホテルなどで氷彫刻を専属にしたプロが多い中、彼が働いているのは明治大学の学食。
もう一人は、中野徳二(80)。
過去、国内外を問わず数々の大会で優勝を総なめにしてきた男が、5年ぶりに大会の表舞台に帰ってきたのは、いったいなぜなのか?
氷にかける熱き男たちの戦いを追いかける。

中野 徳二

総合結婚式場、株式会社出雲の創業者。
日本氷彫刻会の名誉師範。
国内外を問わず数々の氷彫刻大会で優勝を重ねてきた、氷彫刻界の伝説的な存在。


小林 義明

明治大学の学食で働く調理師。
かつてホテルで氷彫刻を学び、武者修行のためカナダに移住した経歴も持つ氷彫刻師。



前編 2017年7月29日(土) 22:00~22:30

 群馬県渋川市

5年ぶりに大会出場を決意した中野。
大会出場に向け、道具の手入れをしていた。

大会が近づいているにも関わらず氷で練習をしない中野。

一体、なぜなのか?
一方、東京・御茶ノ水

明治大学の学食で働く小林は、自宅に帰るとすぐに練習。
自他共に認める氷バカ。

そんな小林が、大会の一週間前に
氷を使った最後の練習に取り掛かる。



後編 2017年8月5日(土) 22:00~22:30

 5年前、病気になった妻・光江さんの看病のために
氷の世界を離れた中野。
1年前に亡くなった光江さんの
一周忌を迎えていた。
亡き妻の為にも、再び氷の大会で賞を獲り、
墓前に捧げることを誓う。

一方の小林は、
氷を使った本番さながらの練習をしていた。
今回の作品テーマは、「カサゴ」。
尾びれの付け根だけで全体を支える、難易度の高い作品。
最後の仕上げに入ったその時、
氷の一部が壊れてしまった。
本番まで残り一週間。
小林は、大会直前まで悩み続ける。

そして迎えた大会当日、
果たして二人は賞を獲ることができるのか?