一滴の向こう側

今までの放送

大阪に「カリスマ添乗員」と呼ばれる男がいる。
彼の組むツアーは、普通のツアーとは切り口が違うことが人気で、発売すれば即完売、2万人を超えるファンクラブ会員がおり、年間8億円を売り上げるという。
彼のツアーの特徴は、お客さんの予想を超えるサプライズで旅行を楽しませ、さらに、歯に衣着せぬ毒舌トークでお客さんを爆笑の渦に巻き込むこと。
そのおもてなしとサービス精神でお客さんたちを夢中にさせている。
一生懸命にお客さんに尽くす彼の心には、人をもてなすことを大事にしていた父親のある言葉が根付いていた。

平田 進也

1957年、奈良県生まれ。
日本旅行のツアー添乗員。西日本営業本部・部長でありながら添乗の現場に出続ける。巧みな話術と変身芸で、彼のツアーは発売後即完売、2万人のファンクラブ会員を抱え、「なにわのカリスマ添乗員」と呼ばれている。



前編 2017年6月3日(土) 22:00~22:30

 今日本では、国内外で観光客が殺到する旅行ブームが起きている。
その観光業界で先頭を走り続ける男が大阪にいる。
彼の名前は、平田進也。通称「なにわのカリスマ添乗員」。
発売するツアーは即完売、2万人を超えるファンクラブを持ち、年間8億円の売り上げを上げる。

今回の彼のツアーは、奈良・大和郡山を巡る旅。観光地としては目立たぬこの場所で、お客さんたちを毒舌トークで笑わせ、予想を超えるサプライズで楽しませる。

そんな彼も最初からカリスマであったわけではない。
人に勧められ“添乗員”を目指したものの、初めてのツアー添乗まで、21年間の下積みがあった。

そんな彼が鳥取県倉吉市にいた。
去年10月に地震の被害を受けた倉吉市は有名観光地。地震の風評被害に苦しみ、観光客を取り戻せずにいた。 そこで、これまでも色々な被災地で復興ツアーを成功させてきた彼に、助けを求めたのだった。

しかし、なかなか彼が納得できるツアーの為の場所は見つからない。
彼は悩み続けていた。



後編 2017年6月10日(土) 22:00~22:30

 地震の風評被害に悩む鳥取県倉吉市から依頼を受け、
観光客を取り戻そうと、復興ツアーを組むことを決めた平田。
お客さんを喜ばせるための場所を探し続け、彼が見つけ出したのは、あるお寺。
彼のツアーはお客さんの多くが高齢者。平田は、これは絶対にウケる!と確信する。

そんな彼の原点は、父から言われたある言葉。
「施しは ほどを越すほど もてなすこと」
普通の満足を越えるほどの満足を感じてもらうことが真のおもてなしだと学んだのだった。彼は、お客さんのためにギリギリまで悩み続けていた。

そしてツアー本番の日。
平田はある行動に…
お客さんを喜ばせる秘策があった。