一滴の向こう側

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第67回 落ちても、また登る

2016年、パラクライミング世界選手権で優勝した日本人がいる。
彼の名は小林幸一郎(48)。28歳の時、進行性の目の病気で将来失明する事を宣告され、現在は、光を感じることしかできない。
そんな彼は今、障がい者と健常者の壁を取り除くために、日々、全国のクライミングジムを飛び回り、クライミングの素晴らしさを伝えている。
そんな彼の想いとは…。

小林 幸一郎

フリークライマー
2005年にNPO法人「モンキーマジック」を設立。
同代表を務める。
28歳の時に進行性の目の病気が発覚し、今では光を感じ取ることしかできない。彼はその後、2016年のパラクライミングの世界チャンピオンとなり、現在は視覚障がい者をはじめとする障がいのある人たちに、クライミングの楽しさを伝えようと、日々活動している。



前編 2017年2月4日(土) 22:00~22:30

 小林は全国で障がい者のためのクライミングスクールや
障がい者と健常者が共にクライミングを楽しむイベントを開催しており、
クライミングの素晴らしさを伝える活動をしている。
そんな彼の周りには、様々な障がいがありながらも前向きに生きる人々の姿が。
小林と出会ったことで、クライミングの楽しさを知り、
生きていく力を取り戻した視覚障がいの人もいる。

28歳で将来失明することを宣告され、人生の絶望を味わった彼を救ったのは
あるひとつの出会いだった。



後編 2017年2月11日(土) 22:00~22:30

 パラクライミング日本選手権を間近に控えた小林は、
ひとり、クライミングの練習をしていた。
彼はこの大会にかけるある想いがあった。
それは、去年の世界選手権。
優勝したものの、ゴール直前で落下してしまったのだ。
一番上まで登り切る、それが自らに課した目標だった。

そして、迎えた大会当日。
小林は体調を崩し、最悪のコンディション。
果たして、登り切ることはできるのだろうか。

そして、小林はとある小学校へ。
特別授業を依頼されていた。
初めは接し方がわからなかった子供たちも
次第に打ち解けていく。
小林が子供たちに伝えたいこととは…。