一滴の向こう側

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第64回 魔法の車いすが起こした奇跡

大阪府箕面市に、これまでの常識を覆す「障がい者用の車いす」を作る女性がいる。作業療法士の野村寿子(54)。
彼女の車いすとは、座る人の姿勢を整えるコンセプトで作られた椅子。それまで全く歩くことが出来なかった子どもが、そのイスを数週間使っただけで歩行器を使って歩けるまで改善したという。彼女の車いすはこう呼ばれている。「魔法のイス」
そんな野村に、今年7月ある依頼が届いた。脳性麻痺のために体の動きを止められない高校生からの依頼だった。
見事依頼されたイスを製作した野村だったが、少年の「ある夢」に心動かされ、次なるステージに挑むことを決意する。
それは、空を飛ぶこと。実現不可能とも思える、野村の新たな挑戦が始まる。

野村寿子

1962年東大阪市生まれ。
21歳の時、父親の影響から作業療法士になる。その後「座るだけでリハビリ効果もある」とも言われる障がい者向けのオーダーメイド車いすを作り始める。
現在株式会社ピーエーエス勤務。



2016年12月24日(土) 22:00~22:30

 脳性麻痺によって、体のコントロールがきかない少年が、
パラグライダーで空を飛ぶ。
そんな無謀とも思える挑戦は本当に可能なのか…

野村は自身初となるパラグライダー用のイスの製作に取り掛かった。
空中でバランスの取りにくい中、
脳性麻痺の少年が安定して乗れるイスは作れるのか?

野村が出した結論は、想像を超えたものだった。
彼女は、一体どんなイスを作ったのか?

そして運命の日

全ての人の願いをのせパラグライダーは飛び立った。
初めて見る景色。
そこには感動の結末が待っていた。