一滴の向こう側

今までの放送

第52回 どんな患者も決して断らない救急医

埼玉県は、医師の数が人口629人に対して1人と最も少ない県である。埼玉県川越市にある「川越救急クリニック」。
ここは、日本で初めて個人で立ち上げた、夜間診療に特化した救急クリニック。開業したのは、救急医の上原淳。
医療機関が手薄となる夜間は、救急患者の受け入れを断る病院も多く、“救急患者のたらい回し”が問題視されている。
そんな中、上原はどんな患者も受け入れ、一人一人と向き合って治療を施す。
一体、なぜ夜間専門救急クリニックを立ち上げたのか?
そこには医師としての信念があった。

上原淳

救急医・川越救急クリニック院長
産業医科大学卒業。
福岡の病院での勤務を経て、
埼玉の高度救命救急センターにて医局長を務める。
しかし、治療を必要とする患者が
たらい回しにされることの多い現状を
なんとかしたいと、6年前、日本で初めて個人開業の
夜間救急専門クリニックを立ち上げた。



前編 2016年7月9日(土) 22:00~22:30

 川越救急クリニックは夕方4時~早朝9時までの夜間診療に特化した救急クリニック。今夜も上原の元には次々と救急患者が運ばれてくる。
患者の症状はアルコール中毒や脳梗塞など軽症なものから重症なものまで、様々。
上原は、どんな患者も決して断ることはない。
症状の程度に関わらず必ず受け入れる…
そこには上原の医師としての信念があった。



後編 2016年7月16日(土) 22:00~22:30

 ひとりでも多くの患者を救うため、決してどんな患者も断らない。
上原が病院を飛び出し、患者の自宅へ。実は、自分の足では通院が難しい患者のために、2週に1度、訪問診療を行っているのだ。
また、上原は現在の医師不足を補うために救命士にも活躍してほしいという想いから、埼玉県内で活動する救急救命士への講習にも力を入れる。
そして、ある日の夜――。川越救急クリニックに1本の救急コールが鳴った。
その内容に緊張が走る。一体何が…?