一滴の向こう側

今までの放送

ニッポンの心を伝えたい

 福井県に、ヨーロッパを中心に世界的に活躍する太鼓の名手がいる。車屋正昭。
 観光だけでは飽き足らず、日本の文化をマスターしたいという外国人のため、和太鼓の魂を伝承しようと奮闘している。
 日本の文化に魅了されたアメリカ人のキャロル・アン・ローズ。彼女の将来の夢は、日本人になること。
 上方講談初の外国人講談師として活躍する彼女は、今回初めての演目「霧隠才蔵(きりがくれさいぞう)誕生の巻」に挑戦する。
 今回の”一滴の向こう側”は4週に渡って、ニッポンの心を伝えたい2人の夢に迫る。

車屋正昭

和太鼓奏者
福井県福井市生まれ。19歳のときに和太鼓に出会い、
独学で和太鼓を学ぶ。以来、世界各国で精力的に
演奏活動を行い、海外に多くの弟子を持つ。
2001年福井市に道場を落成。
2002年から外国人を対象にした
和太鼓コースを開催し、これまでに延べ300人以上の
外国人が訪れている。また日本全国からも
指導を受けたいと多くの弟子が通ってくる。


キャロル・アン・ローズ

講談師
アメリカ・ジョージア州アトランタ出身。
彼女の夢は日本人になる事。
日本の文化に魅了され、講談師になる。芸名は旭堂南春。
2007年外国語補助助手として来日。
2013年2月、旭堂講談塾に入門。
同年、11月講談師としてデビュー。
今回、新しい演目「霧隠才蔵の誕生」に挑戦するため、
日々、講談の稽古を行っている。



第1話 2015年5月16日(土) 22:00~22:30

 2002年から外国人を対象とした世界太鼓コースを開講し、
現在に至るまで300人以上の生徒を指導してきた車屋正昭。彼の元で和太鼓を学びたいと、世界各地から集まった11人の外国人が道場にやってくる。
まずは福井伝統の打法「三つ打ち」を学び、最終的には舞台に立つことを目指すのだが…。

 外国人観光客で賑わう大阪。
ここに、日本人以上に日本の文化を愛すアメリカ人キャロル・アン・ローズ。
彼女の夢は日本人になる事で、自ら春子と名乗る程。日々勉強しながらも、
今回、新しい演目に挑む。果たして無事成功させることはできるのか…。


第2話 2015年5月23日(土) 22:00~22:30

 和太鼓の名手・車屋の指導にも熱が入っていく。
外国人の生徒たちも、真剣に向き合う。次第にかたちになっていくのだが、
頭を抱えてしまう車屋。まだまだ車屋の思うレベルとは程遠いものだった…。

 日本が大好きな講談師キャロル。自らハルコという日本名をつける程。
そんなキャロルが新しい演目に挑戦。師匠からダメだしを受け、発音の壁に苦戦。
本番まで、残り2週間。なかなか上手く覚えられない。果たして、間に合うのか。


第3話 2015年5月30日(土) 22:00~22:30

 外国人の太鼓のお披露目を明日にひかえた車屋。
全体練習後、車屋は当日舞台に立つ生徒を道場に残す。夜遅くまで特訓が続くが、生徒たちに疲れの色が見えはじめる。声を荒げる車屋。果たして間に合うのか。

 日本語をペラペラと喋り、もっと講談を上手くなりたい!そんな彼女はカラオケ、土手、公園と様々な場所で日々練習を続ける。しかし、彼女に理解出来ないことが…。
それは「日本語のシャレ」、今回の一番の盛り上がりポイント。
果たしてどうなるのか?


第4話 2015年6月6日(土) 22:00~22:30

 お客さんの前で太鼓を披露する本番当日。舞台袖で生徒を鼓舞する車屋。
多くの観客の中には、共に練習を積んできた仲間の姿も…。
果たして彼らの想いは日本人の観客に届くのか?

 アメリカ人講談師キャロルもついに迎えた本番。続々とお客さんが会場に…。
緊張するキャロル。不安が残る中、いよいよ新しい演目に披露。
一番の盛り上がりポイント「日本語のシャレ」は、お客さんに笑ってもらえるのか?