一滴の向こう側

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驚きを喜びに

 人形を使った昔ながらのお化け屋敷。その仕掛けを半世紀にわたり作ってきた柳誠は、お化け屋敷作りの名人。そんな彼を頼って町おこしの依頼がやってくる。
 未だに解明されていない暗黒が広がる深海。そこに潜む魚を捕まえる深海魚ハンターの長谷川久志。彼が捕まえる深海魚の数々は人々を驚かせる。
 今回は4週に渡って、「驚きを喜びに」お化けと深海魚、それぞれの世界に魅せられた男たちの情熱に迫る。

丸山工芸社 三代目 柳 誠

高校卒業後からお化け屋敷作りの世界に入る。
お化け屋敷職人である両親のもとで修行し今やこの道50年。
柳はこれまで4000体以上もの人形を作り、一時期、日本中のほぼすべてのお化け屋敷で活躍。
人形作りだけでなく、ルートや仕掛けまでお化け屋敷のすべてを手掛ける。

長兼丸 長谷川 久志

静岡県焼津市で代々漁を行ってきた漁師の家の4代目。
誰もとっていない深海魚に目をつけ40年獲り続けている。
現在は、息子も手伝い親子で深海魚漁をしている。
深海魚をとって、市場に出荷するかたわら子供たちの笑顔のために深海魚の展示や講演を行う。
そんな長谷川にはどうしてもとりたい深海魚が…。


第1話 2014年8月30日(土) 22:00~22:30

 栃木県佐野市にある「丸山工芸社」。90年以上続くお化け屋敷製作会社。これまでに400を超えるお化け屋敷を仕掛けてきた柳は、今年の夏30年間眠らせていたお化けを甦らせることに…。
 今回のテーマは「四谷怪談」。組み立てからお化けの設置とあらゆる箇所にこだわる。そして「お岩さん」の人形に取りかかった。一体どんな仕掛けが完成するのか。
 静岡県焼津市。そこに一風変わった漁師、長谷川がいる。彼がとっているのは深海魚。駿河湾で40年間とり続けている。そんな彼のもとに、深海魚に興味を持った学生たちが集まってきた。次から次へと出てくる珍しい深海魚に驚き、興奮する学生たち。その時、船底には大きな影が…。



第2話 2014年9月6日(土) 22:00~22:30

 水深の深い駿河湾は深海魚の宝庫。中でも、長谷川が特に狙っているのが、今や幻と言われているアイザメ。アイザメは、関東より南の太平洋に生息する深海ザメ。アイザメがかかることを願い、海に出る。エサにも工夫を加え、投げ入れて待つこと3時間。その時、1本の糸に強い引きが…
 この夏オープンする、道の駅のおばけ屋敷の準備が着々と進められていた。柳は30年前に作った落ちる仕掛けで脅かす人形を修復し、ワイヤーを通してから吊り上げていく。仕掛けは至ってシンプル。高い場所から、お客さんが歩いてくる位置へ人形を滑り落とし、驚かすというもの。落下のスピードを試行錯誤し調整するが、スピードがなかなか定まらない。果たして、うまくいくのだろうか。

第3話 2014年9月13日(土) 22:00~22:30

 漁を続ける中、ついに大きな魚影が…。長谷川たちに緊張が走る。なんと、体長2mを超すシロシュモクザメがかかっていたのだった。しかし、長谷川が狙っているのはアイザメ。気を取り直し、残りの仕掛けをあげていく。ベテラン漁師の長谷川でも大興奮する大物が続々とあがり期待も高まる。しかし、狙っているアイザメには出会えなかった。
 ある日、漁を終えた長谷川は、いくつかの深海魚を選び、ある場所へ向かった。
 柳の夏は、大忙し。向かった先は、栃木県・宇都宮市のオリオン通り商店街。柳がここでオバケ屋敷を手掛けるのは今年で3回目。今回は依頼者より、柳のオバケ屋敷と映像をコラボレーションしたいという申し入れがあった。ストーリー性を重視する柳のオバケ屋敷作り。映像をどこに配置すればいいのか?この道50年の柳にとっても難しい挑戦。果たして、この問題をどう乗り越えるつもりなのだろうか?

第4話 2014年9月20日(土) 22:00~22:30

 オープン前日。柳のオバケ屋敷とコラボレーションする映像が届いた。早速チェックしてみると、依頼者の顔が曇る。お化け屋敷と映像がマッチしていなかったのだ。よかれと思い、やったことが逆効果に… 映像を効果的に、そして最大限に生かす方法を考え柳は改善箇所を指摘する。こうして、オバケ屋敷が遂に完成。テーマは妖怪。お客さんの反応は?
 長谷川はアイザメが獲れない事に悩んでいた。ある日、長谷川は息子の一孝とアイザメを獲る為の作戦会議を行う。長谷川が考えたのは、「1日に2ヶ所のポイントで漁をする事」と「エサを変える事」。早速、漁へ向かうが、突然の雷雨が長谷川を襲う。しかし、海が荒れても長谷川は漁を止めない。果たして「アイザメを獲りたい」という長谷川の願いは叶うのか。