一滴の向こう側

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自分たちの手で… ~カナダに漂着した震災ガレキを~

 2011年3月11日の津波によって海へと流されてしまった、多くの人の思い出の品、大切なもの…。その漂流物が、アメリカやカナダの西側に震災ガレキとして流れ着いている。
 震災から3年がたった今年が最もその量が多いといわれ、自然破壊や生態系への影響も懸念されている。
 今回の“一滴の向こう側”は4週に渡り、自分たちの手で震災ガレキを撤去する為、カナダに向かった大学生たちの情熱に迫る。

大学生ボランティア70人

・今回カナダに向かったのは、全国13校70人の大学生。彼らは東日本大震災をはじめとした被災地などでのボランティア活動を行っている。
・今回の活動では、震災から3年、東北から流れ着いた震災漂着物を撤去するため、カナダへと向かった。

第1話 2014年4月26日(土) 22:00~22:30

 自然豊かな、カナダ太平洋沿岸の島、バンクーバー島。その自然が脅かされていた。東日本大震災による津波で500万トンものガレキが海に流され、その3分の1の150万トンが太平洋を漂流している。
 震災から3年が経つ今年、アメリカやカナダの太平洋側にその震災ガレキがもっとも多く漂着すると言われている。
 自分たちの手で震災ガレキを撤去したい…全国13校の大学から集まった、70人の学生ボランティアメンバーが、カナダ・バンクーバー島の太平洋沿岸の街、ユークレット市へ向かった。震災ガレキの撤去にとりかかった学生たち。そこで目にしたものとは…?


第2話 2014年5月3日(土) 22:00~22:30

 カナダの太平洋沿岸の島、バンクーバー島。学生達はこの島の太平洋側に位置する、海岸線と無人島に分かれてガレキ撤去を行っている。想像以上に大きな漂着ガレキ。ガレキは一見日本のものなのかわからないものが多い。しかし、カナダの自然のため…と学生たちはひとつひとつ確実に回収していく。
 「漂着したガレキがカナダの野生動物に危険を及ぼしている」という現地ガイドの言葉に、より一層作業に力が入る。
 そんな中、日本の漁船の名前の入ったものが見つかる。果たしてこれは東北で被災したものなのか…そしてその持ち主は…


第3話 2014年5月10日(土) 22:00~22:30

 カナダのバンクーバー島で引き続き、海岸線と無人島に分かれてガレキ撤去を行っている学生たちだが、想像以上にきつい現場に疲れが見え始める。そんなメンバーを見兼ねた被災地出身のメンバーから檄が飛ぶ。再び作業への士気が高まる学生たち。すると津波で壊された家の木材や、畳、日本の企業の業務用パレットなど、日本から流れ着いたモノが続々と見つかる。
 そして、カナダで迎えた3月11日(日本時間)。忘れられないあの光景、忘れたくない故郷への想いが蘇る…。学生に残された作業は、あと1日。果たして、日本に持って帰ることができるものはあるのだろうか。

第4話 2014年5月17日(土) 22:00~22:30

 作業最終日、学生たちがやってきたのはゴミ集積所。彼らが2日間で集めたガレキは全部で7トンにのぼった。カナダの環境のため…日本のものを探すため…集めたガレキの分別に取りかかる。しかし、持ち主が特定できないものは日本へ持ち帰ることができない。そんな中ユークレット市の市長からあるものを託される。そこには“山元町”の文字が…  そして帰国した学生が被災地へと向かう。そこである奇跡が…