一滴の向こう側

今までの放送

年に1度北九州で行われているファッションショー「グランドシニアシャレトーネショウ」。
出場者はタレントでもモデルでもない、65歳以上の高齢者たち。それでも会場には笑いや手拍子、感動が巻き起こる。このショーは、衣装ではなく出場者1人1人の生きざまを見せることが目的。
そんなショーの主催者は成瀬須美子(59)。
「高齢者がもう一度輝ける場所を作りたい。」そう話す彼女の想いに迫る。

成瀬須美子

NPO法人 明日はもっと綺麗隊 代表
1958年 福岡県生まれ。
化粧品の訪問販売を行うかたわら、ボランティアとして障がい者施設などで高齢者のメイクを行っている。2年前より、高齢者のファッションショー「グランドシニアシャレトーネショウ」を開催している。




前編 2018年7月7日(土) 22:00~22:30

 本番2か月前。成瀬さんはショーに出場する高齢者の
自宅を訪れていた。どんな服を着て、どんなショーに
するのか、参加者1人1人の想いを聞いていく。
中には90歳をこえるおばあちゃんも。
なぜショーに参加したいのか?
参加者たちにはそれぞれの想いがあった。

成瀬さんが、このファッションショーを
企画するきっかけとなったのは、
障がい者施設でのボランティアメイク。
「せっかくキレイになっても、
行くところも見せる人もいない」。
その言葉が、成瀬さんを今も突き動かしている。

そんな中…
出場希望者が立て続けに体調を崩し、キャンセルが続出。
一体ファッションショーは
どうなってしまうのだろうか?



後編 2018年7月14日(土) 22:00~22:30

 「ショーに出演し、自分の遺影写真を撮りたい」。
そう話すのは宇津裕子さん(75)。
そんな彼女は、どうしてもショーで着たい着物があった。
それは、3年前に亡くなった姉からの贈り物だった。

今回の出場者の中で最高齢となる
藤川スガさん(97)。
彼女は、同じ高齢者施設で暮らす大親友と共に舞台に
立ちたいと今回の出場を決めた。
しかし、あるアクシデントが…。

迎えた本番当日、メイクが始まると、
魔法がかかったようにキレイになる参加者たち。
笑顔が広がっていく。
そしてついにショーが幕を開ける。