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『反骨のプロレス魂 ~プロレス黄金期リバイバル~』


次回の放送予定

2017年12月24日(日) 19:00~19:55


 ここ最近、若者を中心にプロレスが再びムーブメントとなっている。しかしかつて、プロレスはプロ野球、大相撲と並ぶ日本の国民的人気を誇るスポーツだった。毎週金曜夜8時のゴールデンタイムの“プロレス中継”がお茶の間の人々を熱狂させ高い視聴率を記録。その時、あまたの伝説や名勝負を生み出し数々のスターが誕生した。熱狂を支えた裏には、屈辱の人生から這い上がって来た男たちの物語があった。彼らの「反骨心」なしには、日本のプロレス界が生み出した逸話や伝説を語ることはできなかったといえる。
 今回番組では、プロレス黄金期を支えてきた3人のレスラーたちの人生や思い、今だから語ることのできる秘話を追った。彼らに共通していたのは、「絶対に負けたくない!」という熱き思い。自分自身の存在意義やプライドを賭け、全身全霊でリングに上がった。黄金時代に名を刻んだそのレスラーたちの「反骨心」に迫る。当時の貴重な試合映像や写真資料、関係者、そして本人のインタビューをふんだんに交えてお届けします。

◆「藤波辰爾への闘志を燃やし、反逆の志士としてスターダムにのし上がった長州力」  
 1980年代の新日本プロレスのど真ん中に君臨し、革命的な生きざまでファンを魅了した男、長州力。ミュンヘン五輪のアマチュアレスリング代表だった長州は、「アマレスエリートのプロレス転向」という看板を引っ提げて新日プロレスに入団し、エリートレスラーとして前途洋々たる船出。そんな長州の存在を脅かす若手レスラーがいた。それが藤波辰爾だった。勢いのある藤波の陰に隠れるかのように、長州の存在感は徐々に薄れていき、やがて劣等感にも似た屈辱的な思いがジェラシーとなり藤波へ向けられる。そんな中、さらに追い打ちをかけるかのように、戦力外通告を意味するメキシコ遠征に出された長州。そして帰国後、猪木、藤波と組み帰国第一戦に臨むのだが、ここである決定的な遺恨が生まれ、今では伝説化された“あの一言”が生まれる…

◆「英才教育を受けたエリート・ジャンボ鶴田への反旗を翻し、努力を重ねて地位を築いた天龍源一郎」
 2015年に引退するまで数々の団体を渡り歩き、日本のプロレス界に旋風を巻き起こしてきた風雲昇り龍・天龍源一郎。テリー・ファンクvsジャンボ鶴田の試合を観て胸を熱くしたことから、26歳で相撲界からプロレス転身を決意した天龍。1983年から本格的に鶴田とタッグを組むようになったのだが、タッグコンビでありながら、人気は鶴田が圧倒。どんなに活躍しても肩を並べる事が出来ないジレンマから、次第に天龍の中でジェラシーが芽生え始める。日々悔しさを抱きながら、天龍は鶴田を嫉妬の眼差しで見続けていた。そして天龍は、鶴田の“ある一言”がきっかけとなりついに反旗を覆す…

◆「スーパーヒーロー・初代タイガーマスクに対し、悪役に徹し続け、プロレスブームを支えた小林邦昭」
 昭和の新日本プロレス全盛期に、スーパースター初代タイガーマスクの敵役として、ジュニアヘビー級人気を支え続けたアンチヒーロー、小林邦昭。そこには、悪役を買って出る男の決意に満ちた意地があった。初代タイガーマスクこと佐山聡と運命的な出会いを果たし、やがて「親友」と呼べる存在になっていたが、初代タイガーマスクの人気ぶりに圧倒された小林は、佐山との格差を痛感。そして、1983年10月に行われた試合で小林はとんでもない行動に出る…

出演者・スタッフ
<出演者>
長州力 / 天龍源一郎 / 小林邦昭
越中詩郎 / 藤波辰爾
和田京平(レフェリー)  ほか