2001年 人類の旅5万キロ パタゴニア~アンデス 南米縦断7000キロ

 1993年12月5日、44歳の関野は南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発し、マゼラン海峡を横断。フエゴ島を乗馬で縦断し、1994年1月にカヤックでチリのプンタアレーナスに上陸。そして最大の難関、パタゴニア南部氷床を南から北へ縦断する。
 「氷河期に人類は、ここを家族を連れて狩猟しながら歩いた。それに近いものを体験したかった」と関野は語る。
 この危険な行程は1994年3月4日に終了した。距離にして2300kmを移動した。
 2ヵ月後、関野は2回目の旅に出る。1994年8月15日に出発し、2か月かけて、不毛の大地、アタカマ砂漠をたった一人で自転車で走破、チリとボリビアの国境の町、サンペドロ・デ・アタカマに到着。
 チリとボリビアの国境の峠を自転車で越える。キアカス村で、村人と皆既日食を体験。見渡す限りの白い大平原、ウユニ塩湖を渡る。消えた湖、ポーポ湖の謎。
 アンデス山中で、11年前に訪れたペルーのウィンチリ村の家族に再開。1995年1月1日、奇祭、アンデスの投石祭りを体験する。