イ・ジョングン

高麗(コリョ)の権臣イ・イニムと、その愛人だった国巫(クンム)スリョンゲの間に生まれるが、ワン・ヨンジを母親として育てられる。自らの出生の秘密を知らずに父の不義を非難し、元(げん)の地に追いやられてしまうが、徳興君(トックングン)の謀反に乗じて帰国する。風水学の知識では誰にも引けを取らないと自負していたが、天性の才能を持ったモク・チサンには敵わず、卑劣な手段で対抗しようとする。

ソン・チャンウィ

1979年1月24日生まれ。02年に舞台『ブルーサイゴン』で、ミュージカル俳優としてデビュー。『ヘドウィグ』でスターの座に立ち、以後、ドラマや映画へと活躍の場を広げていった。07年に主演したドラマ『黄金の新婦』で一躍人気を集め、SBS演技大賞・10大スター賞に輝いたほか、百想(ペクサン)芸術大賞・新人賞を受賞。10年のドラマ『美しき人生』では、同性愛者の役を演じ、イ・サンウとのラブシーンも話題に。『シンデレラマン』(09年)、『オレのことスキでしょ』(11年)など、主人公のライバル役を演じることが多い。時代劇では、「イ・サン(正祖)」に出演。