NEW『The Classic Car～クラシックカーってカッコイイ！～』

デジタル満載でコンピュータが制御している移動のための便利な道具である現代の車とは違う、半世紀以上前に職人たちの手仕事で作り上げられた車たち。
歴代のオーナーたちから愛され、次の世代へと受け継がれている【文化遺産】というべきクラシックな名車の魅力を、美しい走行シーンはもちろんブレーキ・クラッチ・エンジンルームなど丁寧に撮影したパーツもたっぷりと鑑賞して頂く。
名車のオーナーや整備に携わるメカニックのインタビューを交えて紹介する「車が主役」の番組である。

今回の主役は1935年製【ASTON MARTIN LE MANS SPECIAL】
イギリスが誇る「アストンマーティン」、そのはじまりは、この車が生まれる20年ほど前のこと。
ロンドンから北西に1時間半ほどのアストンクリントンという街のカーレースでライオネル・マーティンという青年が優勝したことから「アストン・マーティン」というブランドネームが生まれた。
やがて「アストン・マーティン」の権利を買い取ったイタリア人、ベルテリによって名車が生まれ、様々なレースで活躍することとなった。
1934年のルマンにそれまでのブリティッシュグリーンの車で臨んだアストンマーティンチームは3台すべてがリタイアし、ベルテリの母国イタリアの色であるレッドに変えて同じ年のレースに挑んだところ好成績を収められたため以降イタリアンレッドをチームの色としたと言われている。