こんにちは、第35期BSフジ学生キャスターの中村怜樹(なかむら れいじゅ)です!! 本日、2019年3月23日は私が担当し、「三陸鉄道リアス線が開通記念」のニュースをお伝えさせて頂きました。ただ、このニュースを読んだ時、涙が溢れそうになったんです。
遡ること、約4年。 当時(地元)静岡県で、web配信の番組で自分の番組を持ち、企画・取材・原稿等すべてを一人で担当し、「少しでも地域の良さを届けたい!」という思いでやっていました。 そこで、出会ったのが岩手県久慈市でした。 (↑久慈琥珀館で見学・取材している様子) 久慈市が、私の地元と類似点が多い事から興味を持ちました。 (↑本当に沢山の久慈市職員の方に協力・同行して頂き、久慈市の人柄の良さにも感動しました) その様子は、岩手日報にも取り上げて頂きました。
地域活性に対して「知識は無いけど、とにかく知りたい。」と一人で東北へ飛び出した私。この時に、三陸鉄道の金野運行本部長から話を聞き、初めて三陸鉄道に出会った瞬間でもありました。 そこで見た三陸鉄道は驚きの連続だったんです… … 三陸鉄道では特別な接客をして利用者を増やすのでは無く、挨拶やたわいもない話、職員から積極的に利用者に挨拶をし、’人として当たり前の接し方’でリピーターを得ていたんですよ。ここまで、職員と利用者の距離が近い場面は初めて見ました。… …ここから、どれだけ「相手にとことん寄り添うことが出来るか」が素敵なことかを知りました。
この体験がきっかけで、今でも「現場」にこだわり、相手に「とことん寄り添うこと」を大切にしています。 そんな私の核を作り上げたこの体験。三陸鉄道。 東日本大震災の津波で不通になっていた岩手県のJR山田線宮古~釜石間が第三セクターの三陸鉄道に移管され、「リアス線」として今日新たに開通しました。 出発式の様子で、インタビューに答えていた沿岸住民の方の「長年の夢。8年も待ったから。」という言葉を聞いて、グッと涙が溢れてきました。日本で一番長い全長163キロの運行となるリアス線。私が4年前に見た人に寄り添う姿が受け継がれていることを願います。乗客の方々が、心温まる・心動く163キロになることを願います。
そして!!! もうすぐ4月ですね!! 桜の季節、新しい出会い、新しい環境、そして私の誕生日(笑)! 今から楽しみです。