皆さま、こんにちは!
任期を終えてから、きちんとしたご挨拶もできずに6月を迎えてしまいました…ごめんなさい。
先月17日に、木曜日最後の放送を迎えました。
初回の日と同じような緊張感に包まれながら出社し、
「平日に会えるのは最後だから。お疲れ様でした☺」と、メイク室で一番お世話になった方に髪をセットして頂き、
デスクにたどり着くまでに、既に寂しさでいっぱいになった朝でした。
しかし、阿部知代さんの
「最後まで、しっかりね!!!!」という言葉で切り替え、無事に最後の放送を終えることができました。
いつも下読みをしていたデスクです。
報道フロアの中で、世界が動く瞬間と、それを追いかける方々の姿を間近で見ることができて私にとっては夢のような場所でした。
普段、何気なく観ていたニュース番組は、
多くの方が、放送直前まで内容にこだわり、放送中も速報に柔軟に対応し、常に「今伝えられるベスト」を放送しよう、と全力を注いでいるものでした。
それを、最後に視聴者に「伝える」役割を任せてもらえた、その責任の重さに気づいたのは、恥ずかしながら学生キャスターになってしばらくたってからのことでした。
そして半年間、伝え手のアンカーとしてこんなにも多くのニュースを伝えてきました。
「あなたは、原稿の意味を本当によく理解しながら伝えている。」
それが私にとっての何よりの褒め言葉でした。
私は、感謝してもしきれないほどたくさんの方に支えられながら、この日を迎えました。
最後の放送を終えた後、サプライズでスタジオに来てくださった皆さん、「お疲れ様ー!」という温かい声と優しい笑顔に、胸がいっぱいになりました。
そして、いつも横で見守ってくださった阿部知代さん。
助詞が上がって、早口で、カメラを見る顔が怖くて、間がなくすぐに次の文を読んでしまう問題だらけの私を、ここまで育ててくださって本当にありがとうございました。
サブで一緒にオンエアをチェックした後の、
「よくできましたー!」
「今日は言うことなし!」
の力強い言葉が、私の自信につながりました。
長くまとまりのない文章、最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回、もう一つだけ「引継ぎ式」の記事を更新します。
そして33期、有難いことにもうしばらく土曜日のニュースと週刊安全保障、そして水前寺清子情報館を引き続き担当させて頂くことになっています。
是非、お時間合う方はご覧くださいませ。
谷桃子