我が家の味

2017年10月30日

皆さんこんにちは!

 

 

久しぶりに予定のないのんびりとした休日。

こんな時こそお家で料理を♪

ちょうど切らしてしまっていた常備菜を作ることにしました。

 

 

我が家には、常に冷蔵庫にスタンバイしている料理が2品あります。

 

一つ目は、野菜スープです。

 

 

朝は必ず、昼や夜も家で食事を取る時にはいつも、

下手すると一日の3食で食べるほど大好きな一品です。

 

 

憧れの女優、天海祐希さんがいつかテレビのインタビューで

「ドラマの撮影中など忙しい時は、温かいスープを作り貯めておく。毎朝飲むと安心するんです」

と仰っているのを聞いて以来、僭越ながら、仲間dogと思い、ますます積極的に摂取するようになりました。

 

 

消費が早いので、鍋いっぱいに作ります。

 

 

 

まずは、生姜と醤油に漬けた鶏肉を炒めます。

スープには肉や魚などタンパク質を入れるのが鉄則!良い出汁が出ます。

 

あとはひたすら野菜を切って入れるのみです。白菜ともやしが定番です。

きのこが大好きなので、どっさり入れます。

 

スープ調理中.jpg

 

具材が多過ぎて、最早、汁なし野菜スープです。

 

味付けは寄せ鍋の素のみ。素材そのままの味が感じられる、薄味が好みです。

 

 

 

次に作ったのは筑前煮です。

こちらも幼少期から慣れ親しんだ味catface

根菜は腹持ちが良いので、大学受験当日のお弁当にも必ず入っていた、勝負おかずでもあります

 

 

ただ、自分では一度も作ったことがなく…今回初挑戦です!

 

 

材料はこのようなラインナップです。

 

筑前煮材料.jpg

ここでも椎茸は多めです。

それも生と調理済み、2種類使うのがミソです。

真空パックに入っている方は椎茸の佃煮です。

この醤油や出汁の濃い味と椎茸そのものの旨味が、他の具材にも行き渡り、全体として味の調和が取られます。

 

筑前煮.jpg

 

野菜の下には鶏もも肉が埋まっています。

軽く脂肪を取り除いて、一枚そのままドカンと入れるのが我が家流です。

 

 

最後の味付けもやはりシンプルに。醤油、みりん、酒を、素材の味を損なわない程度に加えます。

あとは落し蓋をして、出来上がりを待つのみ。

筑前煮落し蓋.jpg

 

にしても、年季の入った落し蓋ですね笑

 

筑前煮と似た料理で“がめ煮”もありますよね。

私はてっきり筑前煮の別称だと思っていたのですが、調べてみた所、両者には決定的な違いがあるとのこと。

 

がめ煮は具材を油で炒めないのに対し、筑前煮は具材を炒めて作ります。

 

我が家では油を使わず作っています。

ということは、今までひたすら「筑前煮」と呼んでいた料理は、厳密には「がめ煮」だったのか…!

 

ちなみに、がめ煮の名前の由来は諸説あります。

 

九州北部地方の郷土料理であるがめ煮。

「寄せ集める」という意味の博多弁「がめくりこむ」から来ているとも、

スッポンなどの亀をあり合わせの材料と煮込んで食べたのが始まりだからとも言われます。

 

もう17年も飼っている、我が家の亀の身を案じずにはいられませんでした。

最近新たにプードル犬が参入したことにより、そのヒエラルキーは下がる一方です。

亀を煙たがっている母と弟に、がめ煮の由来なんて披露した日には、煮て食べられてしまうのでは。

 

 

という行き過ぎた冗談に思いを巡らせるうちに、

調理姿.jpg

2品が完成!

スープと筑前煮.jpg

とても美味しくできましたdeliciousshine

 

外食が多くなりがちなので、家では野菜中心の和食を心掛けています。

ヘルシーです♪

まあ、そのヘルシーさにかまけて、筑前煮(改め、がめ煮)なんて、作った途端、鍋半分ほどあっという間に食べてしまうのですが。

常備菜のつもりが意味なし…

 

 

料理って作るのは手間も時間も掛かるのに、食べるのはあっという間だな、と切なくなることもありますが、丹精込めて作った料理は本当に美味しいです!

 

 

クリスマスには、手の込んだ料理を大切な人に振舞ってみたい…heart04

 

と妄想が膨らんだ所で、今年のクリスマスは、他の活動の関係でカンボジアにて、アンコールワットを眼前に迎えるということを思い出したのでした。