皆さま、こんにちは！

さて、タイトルをご覧になって、

ミュージカル鑑賞が趣味という谷本、今度はどんな宝塚ロマンスを観てきたのか

と思われてしまうかもしれませんが、実はラポルトとは、フジテレビの社員食堂のことです。

ラポルトとの出逢いは、遡ること約一年、YouTubeで偶然目にした、「高橋真麻アナウンサーが大食い！」という趣旨の動画でした。

番組の企画で店内に設置されたカメラには気付かず、日夜問わず数時間おきに来店しては、大盛りの麺料理や2人前の定食、サイドメニューの小鉢料理の数々と、一人分を優に越す量の料理を注文し、もりもりと美味しそうに平らげていく高橋アナウンサー。

その健啖ぶりに衝撃を受けたことは勿論なのですが、それ以上に

「フジテレビの社員食堂って、それほど美味しいのか…！」

以来、社員でないと足を踏み入れられないラポルトへの憧憬が冷め止むことはありませんでした。

奇遇にも学生キャスターとしてフジテレビに通わせていただくこととなり、入構証をいただいた時の喜びったらありません。

「これで、あのラポルトに行ける」。

結局、大学での病院実習がある私は、生放送終了後、お昼前に急いで局を後にするのがお決まりとなっており、ずっとお預け状態だったのですが、、、

ついに先月！午後に少し大学をお休みできる日があり、デスクをご担当いただいている阿部知代さんがランチにお連れくださったのです。

入り口にて。

遂に、真麻アナの聖地降臨です

注文したのは、ハンバーグ定食。

メイク室でよくご一緒させていただく斉藤舞子アナのイチオシです！

カウンターへ進むと、納豆、オクラ、ほうれん草のお浸しなど、動画でもお馴染みのサイドディッシュも勢揃い。

いざ真麻アナに対抗！と全種制覇が頭を過ぎりましたが、初心者なので、ここは焦らず…

バランスを考えて、もずくだけ追加発注しました。

さて、気になる定食のお味は…、

皆さまのご想像通りだと思います。

(良い意味で)いかにも社員食堂のメニューらしい、シンプルなハンバーグ定食です。

でも、その飾らない感じが良い！美味しい！

ハンバーグの上にペロンと一枚乗った、とろけるチーズが素朴感とお得感を一層盛り上げています

小学校から高校までの12年間、そして医学部に通う今も、普段のランチにはお弁当を持参しています。

自分の食べ慣れた好きなものを好きなだけ食べられるお弁当も大好きですが、たまの外食、特に食堂でのランチには胸躍ります。

仕事に一区切りつけて食堂へ向かうと、ほわーんと漂ってくる温かいご飯の匂い、同じく束の間の休息を楽しむ社員さんたちの活気。

社員食堂って何て幸せな場所なのでしょう

真麻アナでなくとも、そして、食堂に特別感を見出す私でなくとも、

この安定感、安心感が人々を惹きつけてやまないのですね。

火曜の朝にデスクでご一緒する度、「はあ、いつかラポルトに行きたいです〜」と分かりやすくアピールする私の夢を叶えてくださった阿部知代さん、本当にありがとうございました。

それにしても、ラポルトだなんて、この素朴感溢れる社員食堂に似つかわしくないおしゃれな店名ではありませんか。

ちなみに、フランス語では「扉(=“la polto”)」という意味のラポルト。

実際の由来は定かではありませんが、早朝から深夜までその扉を開き、放送というクリエイティブな仕事に奔走するフジテレビ社員の方々をいつでも温かく迎え入れてくれる、そんな場所なのだな、と感慨深くハンバーグ定食を完食しました。

翌週早速、斎藤アナにラポルト訪問記をご報告。

「じゃ、次はカツカレーがオススメだよ！」

ハンバーグにカツカレーとは、斉藤アナも結構がっつり系がお好きなのだな。

自分との胃袋的価値観の重なり合いを感じたと同時に、真麻アナの後継者の存在を垣間見た瞬間でした。