めざましクラシックス♪

2017年9月 1日

皆さま、こんにちは!

 

 

初回投稿からすっかりご無沙汰していますm(__)m

 

BSフジ学生キャスターとしての半年間の務めも、早いもので折り返し地点を越してしまいました。

 

 

でも!こちらのブログで皆さまとシェアしたいことがまだまだたくさんあります!

引き続き、ご笑覧いただけましたら嬉しいです。

 

 

 

早いもので、暦の上では秋を迎えましたねmaple

 

皆さま、今年の夏はいかがお過ごしになりましたか?

 

私は大学にて病院実習漬けの毎日でしたが、それでも休日には夏ならではの楽しみを求めて、様々な場所へ足を運んでいましたrun

 

 

少し前のお話になりますが、去る7月29日には東京芸術劇場にて行われた

「めざましクラシックス サマーフェスティバル 2017」へ行ってきました♪

 

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幼少期からピアノを続けてきたので、クラシック音楽を聴いたり演奏したりするのは大好きです!

でも、コンサートでオーケストラの生演奏を聴くのは本当に久しぶりだったので、ずっとこの日を心待ちにしていました。

 

 

1997年の初演以来、通算公演回数は何と270回超えという人気コンサート、「めざましクラシックス」。

今回のホストは、ミス日本OG・ヴァイオリニストの松本蘭さん、フジテレビの軽部真一アナウンサーです。

 

蘭さん企画の公演にはテーマがあり、

今回、第1部のタイトルは「悪魔のクラシック ホーンテッドシアターにようこそ」。

 

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悪魔や死をテーマにした曲の数々は、納涼感満載snow

夏にぴったりのプログラムです。

 

曲ごとに、軽部アナが、その背景となるちょっと怖いエピソードを解説。

曲への期待感や関心が最高潮に達した所で、演奏が始まります。

 

 

いずれも耳馴染みのあるものばかりでしたが、やはりただメロディーラインを知っているだけでなく、曲の背景まで理解して鑑賞すると、楽しみがぐっと広がります!

 

第2部では、何とスペシャルゲストとして、ミュージカル界の貴公子、山崎育三郎さんが登場!

 

舞台鑑賞を趣味とする私は、宝塚や東宝をはじめ、数々の舞台で俳優さんに魅了されてきましたが、何を隠そう、育三郎さんには格別の熱を上げさせていただいておりますheart02

 

大好きなミュージカル『モーツアルト』のナンバー“僕こそ音楽”に始まり、

 

ドラマ『あいの結婚相談所』の主題歌、“Congratulations”も。

 

ロマンチックなフレーズ満載、自分で歌うには赤面必至のあの歌を、あれほど格好良く歌い上げるのも、育三郎さんだからこそ為せる技です。

 

そして、ディズニー映画『美女と野獣』の劇中歌、“ひそかな夢”。

前曲までとは一転、深い響きのある歌声を聴いていると、自分の運命を憂いつつも、覚悟を決め、凛々しさを湛えた野獣の姿が眼前に現れたかのような感覚に!

 

でもやっぱり目の前にいるのは育三郎さんだーと、美しくダイナミックに歌う姿に心奪われ…

目も耳も終始大忙しのひと時でしたeyesweat01

 

ミュージカルの舞台で役に入り込んで歌う姿も素敵ですが、今回は、歌を聴かせるコンサートなだけに、どの曲も客席の一人ひとりに声を届けるように歌ってくださったのが、とても新鮮で、一ファンとしても嬉しいことでした。

 

途中、育三郎さんと目が合った気がしますが、気のせいではないと思います。

 

夢で〜は〜ないよ〜♪(ミュージカル『レミゼラブル』より)

 

 

 

終演後には、許可をいただいて楽屋にお邪魔し、軽部アナにお会いできました。

 

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司会進行中、場面場面で全く表情の異なるトークは圧巻でした。

 

第1部では、悪魔というテーマと身にまとったマントの雰囲気に相応しく、少し怪しく暗い響きで。

一転、スペシャルゲストの方々を迎え入れた第2部ではユーモアたっぷりに、軽やかな声で。

 

 

 

声で場の空気を操り、人の心を動かせるのは本当に素敵なことだな、と改めて感じました。

 

そして、単なる司会進行に留まらないバイタリティー。

“魔王”の解説文を読み上げた後、「この有名な歌曲を、私、“デーモン軽部”が歌います」と真顔で言い切られた時の衝撃は今も忘れられません。

軽部アナの重厚感ある歌声は、オーケストラの演奏とマッチしており、

ベテランのアナウンサーの方は、歌っても良い声なんだなぁ

と思わず感じ入っていました。

 

他にも、育三郎さんにモノマネの無茶振りをしたり、演奏の合間に松本蘭さんや高嶋ちせ子さんとコントのようなトークを展開したり。

 

 

 

クラシック愛好家は勿論、クラシック音楽に”ちょっと敷居が高いかも…”というイメージを持っている方でも楽しめること間違いなしです!

 

プロのオーケストラの演奏を味わい、“音を楽しむ”という“音楽”の根本に立ち返れるだけでなく、トリビアあり、笑いありの「めざましクラシックス」。

その名に違わず、音楽の新たな魅力に“めざめる”ことができる、素敵なコンサートでした。

 

 

まだまだ全国各地で公演が予定されています。

芸術の秋に肖って、ぜひ皆さまも足を運んでみてください!