大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道。
地元では「阪堺電車」「チン電」とよばれ、下町を結ぶ庶民の足として親しまれています。 阪堺線は、大阪のシンボル・通天閣がそびえる繁華街・新世界のそばの恵美須町駅を起点に、堺にある浜寺公園前までを結ぶ全長14.1kmの路線。
 一方、上町線は今年3月に開業した日本一の超高層ビル・あべのハルカスのすぐ足元にある天王寺駅前を起点に住吉大社の前で阪堺線と交差し、住吉公園までを結ぶ全長4.6kmの路線。
沿線には、大阪で最も初詣の参拝者が多い住吉神社、串カツ・たこ焼きといった下町ならではのB級グルメを楽しむことができ、大和川を渡り堺市に入ると歴史ある建造物や、和菓子などを満喫できます。
 我孫子道車庫では、国内でも最も古い現役営業車両のひとつ、昭和3年製造のモ161形の姿を見ることができました。 歴史あるチンチン電車に乗って人情あふれる大阪の下町を散策してみましょう。