高徳線の高松~徳島間をほぼ1時間に1本というペースで走る、「特急うずしお」。高松を起点とする高徳線は、香川県東部の海岸沿いを走ったあと、讃岐山脈を越えて徳島へと至る。途中の池谷(いけのたに)駅で、全長8.5キロの鳴門線が分岐する。そして徳島線を走る、「特急剣山(つるぎさん)」。吉野川に沿って走る徳島線には、よしの川ブルーラインの愛称がつけられている。
 今回は、高徳線と鳴門線、そして徳島線を乗り継ぎ、香川から徳島へと、四国をめぐる列車旅をお届けする。