指宿枕崎線は鹿児島県の鹿児島中央―枕崎間87.8キロを結ぶローカル線。鹿児島中央から指宿枕崎線の看板列車「特別快速なのはなDX」に乗車。列車は薩摩半島に沿って快走する。紺碧の錦江湾に浮かぶ桜島が車窓に飛び込んでくると『砂むし温泉』で有名な観光地、指宿。この駅からローカル列車に乗り換えると、やがて薩摩富士で名高い、開聞岳の美しい姿が目に入る。日本最南端の鉄道の駅、西大山を過ぎると終点の枕崎に到着。ここは内地で最初に黒潮と出会う、鰹節の街でもある。


指宿枕崎線の「キハ47形」 特別快速なのはなDX 指宿枕崎線の「キハ47形」
指宿枕崎線の「キハ47形」 特別快速なのはなDX 指宿枕崎線の「キハ47形」