肥薩線は熊本県の八代から鹿児島県の隼人を結ぶ全長124キロのローカル線。開通百周年を迎えた2009年、「SL人吉」が復活運転を開始した。八代から人吉までは川線と呼ばれ、球磨川沿いに蒸気機関車の汽笛が響く。スイッチバック、ループ線、そして、日本三大車窓を走る山線には観光列車「いさぶろう」が人吉から吉松までを結ぶ。吉松からは特急「はやとの風」が終点の隼人まで走る。また、人吉から延びる第3セクター「くま川鉄道」は九州唯一のタブレット交換が見られる、これも見逃せない。