釧路の釧と網走の網をとって釧網(せんもう)と読む。道東を南北に走る釧網本線は全長166.2Km。釧網本線は2つの顔を見せる。東釧路を出た列車はすぐに大海原のような大湿原に入る。釧路湿原だ。360度、見渡す限り人工的な建物は一切目に入らない。一方、知床斜里駅を出ると、オホーツクの海が拡がる。冬になると一面流氷でうまる。沿線には摩周湖や屈斜路湖などもあり、変化に富んでいる。北海道が体験できる釧網本線だ。